友人からチケットをもらったので、4日にタランティーノ監督の新作「イングロリアス・バスターズ」のジャパン・プレミア試写会に行ってきた。タランティーノ、ブラピ、ジュリー・ドレフュスメラニー・ロランが登場。タランティーノトークがおもしろい!
映画もよかった。戦争、ナチス反ユダヤ主義っていうシリアスなテーマを扱う映画をこんなエンターテイメントにしちゃって許されるのはタランティーノだから?相変わらず「正体を隠した人」と「正体を暴こうとしている人」の会話のシークエンスはスリリング。ゲッベルスほかナチス高官の役もすごくやらしくて、映画のいい毒になってた。とくにクリストフ・ヴァルツ扮するランダ大佐は怪演。
一緒に行った友人には少々品が足りなかったらしくて「この映画は何がしたいのか」などと不満を述べておられましたが、こういう人はタランティーノの映画を観てはいけませんことよ。