Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

はじめだけ読むとミヒャエル・エンデの『鏡のなかの鏡』みたいな雰囲気なんだけど、じっさいのところは落語系SF。頭から銃弾が過去に向かって飛び出してきたり、床下から大量のフロイトが出てきたりする話。
教養の歴史社会学―ドイツ市民社会と音楽

教養の歴史社会学―ドイツ市民社会と音楽

著者さんの博論。ジャンルとしては音楽社会学?でもテーマはタイトルのとおり「教養の歴史社会学」。全部は読んでないけどおもしろかったのであとで全部読む。こういう相対化のしかたって中途半端にローグな生い立ちの人のほうが長けてると思うんだけど、著者さんは芸大の音楽科っていうハイカルチャーの殿堂(偏見?)の出身らしい。