ケインズ

ケインズ

スキデルスキーのケインズ伝の短縮版を畏れ多くも流し読みするよ。
6章「ケインズの遺産」はおもしろい。70年代・80年代の研究でも同じような姿勢をとってるのかな。
ケインズ的政策」とケインズを分離することによってケインズを免責するということ?いちおう『一般理論』にもそういう誤解を招く書き方があるよ、というアンカーは置いてあるけど。「成長ケインジアン」ってスキデルスキーのオリジナル?
訳は、うーんどうだろう。Hysteresisの訳注が「磁性体や弾性体の外圧に対する反応が、過去の経歴によって左右される現象」っていうのはだいぶ不安要素。