渋谷で映画「アース」を見た。地形フェチのぼくとしてはみどころ満載。正直なところ動物はどうでもいい。か弱いトナカイの群れ→狼登場→不協和音の音楽、っていう狼ヒドス、トナカイカワイソスなシーケンスとか。観る人を飽きさせないためには必要なんだろうけど。
化石・鉱物・地形フェチはしばらく封印していたんだけど(それでもヨーロッパから日本に飛ぶときのアムール川河口付近の景色は見とれてしまう)、wikipedia「マラカイボ湖」はひさびさにぐっときた。
1000万年前、アマゾン川は北に向かって流れていてマラカイボ湖はその名残だとか、音を出さない雷だとか、非常にたまんない。1000万年、1億年、10億年単位の出来事から見たら、人とかトナカイとか狼とかちっちゃいもの。