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- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2007/07/19
- メディア: DVD
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その後はきびだんごとみかんを食べながら同居人がかりてきたマリーアントワネッツを鑑賞。
少女が出産や革命といった契機をとおして社会との接点を見出していく青春映画っていう人が多い。で、華やかな放蕩は社会化に対するささやかな反抗だと。でも、ヴェルサイユに入ってから出るまで、つまり社会化も革命もひっくるめた過程すべてを、華やかな放蕩として描いてるような気がしたんだけどな。ラストでヴェルサイユを横目にI'm saying Good Bye.っていうときのダンストちゃんの表情は、青春時代を経て社会とのつながりを見出しつつあったが時すでに遅しっていう絶望の表情ではなくて、祝祭がおわったあとのけだるさに見えた。