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ペ・ドゥナ、ペ・ドゥナ、ペ・ドゥナがみたいよぉぉぉぉぉと軽い気持ちで『空気人形』を観にいったら、映画全体に打ちのめされた。すばらしい映画。そしてペ・ドゥナ最高。
ペ・ドゥナ、ARATA、板尾創路の3人を中心にストーリーが進むものの、じっさいは他の「孤独な」（空気人形のように中がからっぽで、それを何かで埋めようとしている）人たちを巻き込んだ群像劇のよう。韓リフ先生が『ベルリン　天使の詩』を思い出したと書いてたけど、この意味で確かにそうかもと思った。
音楽もすごくよくて、これはサントラ買わないとと思ってエンドクレジット見たらWEGだった。音楽のためだけでも観る価値あり。

空気人形 O.S.T.