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Very Short Introductions: Economics
- 作者: Partha Dasgupta
- 出版社/メーカー: Oxford University Press (Japan) Ltd.
- 発売日: 2007/02
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: パーサ・ダスグプタ,植田和弘,山口臨太郎,中村裕子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/07/25
- メディア: 単行本
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メインのテーマではないけれど、アローの不可能性定理についての説明がすごくわかりやすい。ただちょっと説明のしかたを変えているみたいなので、「なんか習った説明とちがうぞ」と(勝手に)思ったところが。
The principle of neutralityという原則がでてきて、a)投票のルールはどの特定の選択肢にとっても有利/不利であってはならない、b)x, yについての選択は他の選択肢zの影響を受けてはならない、となってる。b)は「無関係な選択対象からの独立性」なんだけど、a)って教科書的な説明だとどこにあてはまるんだろう。ちなみに硬性憲法の改正ルールはこのa)の原則に反しているとかなんとか。
あと訳しにくい文体だなーと思いながら読んだけど、訳はどうなってるんでしょ。