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- 作者: デイヴィッドライアン,David Lyon,河村一郎
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2002/11/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 大屋雄裕
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/09
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- 作者: イアン・エアーズ,山形浩生
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/11/29
- メディア: 単行本
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『監視社会』は青土社ノリというか、社会学者にありがちな照準のぼけた文章。「監視社会」のメリットも認めつつ、その副作用を指摘するという方針らしいんだけど、その副作用があくまで直感的な嫌悪(Big Brotherやパノプティコンに対してすぐに思い浮かぶような)に訴えるものばかりで、そこからどういう害悪が生じるのかあいまいなまま。「効率性重視の―」とか「功利主義的―」とか言えば何か批判したことになると思ってんのか。
ところで『自由とは何か』の「機械オタクの覗き屋トム」[p.142] について。原文見てないけど、Peeping Tomの訳は慣用句として「覗き魔」でいいのでは。