フェラ・クティ?戦うアフロ・ビートの伝説

フェラ・クティ?戦うアフロ・ビートの伝説

箸休めに。
著者がフェラ・クティから離れていった過程をつづったエピローグと、キザイア・ジョーンズによるインタヴューがすごい。インタヴューにいたっては支離滅裂で、「精神的変化」以後のフェラ・クティの諦念というか混乱というか、はっきり言えばぶっ飛んだ感じが凝集されてる。とくに7章「俺は常識博士」のパン・アフリカニズム的一貫性と比べるとそれが際立つ。