7/24
地方勤務から帰京中の友人とウナギを食べたり、謎の喫茶店でクリームソーダを飲んだり。就職祝いでネクタイピンもらった。ありがたやありがたや。
7/25
JNBに誘われて渋谷のDJブースがあるバーでひたすらPavementをかけまくるという少人数の催しに行ったところ、TKDさんの上司に遭遇したでござるの巻。ブータンの市場で売ってたとかいう唐辛子を袋詰めで大量にもらった。いったいどうしろと。

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販促を頼まれたのでちょっと宣伝。ほんのちょっとだけお手伝いした本が某緑色の新書から出ます。あとがきに僕の名前が載ってます。お世辞にもあんまり売れ筋な感じとはいえないカタめの本なのに15000部も刷ってしまったらしいので、見かけたら1冊といわず2冊くらい買ってください。

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センネン画報

センネン画報

センネン画報 その2

センネン画報 その2

みかこさん 1巻 (KCデラックス モーニング)

みかこさん 1巻 (KCデラックス モーニング)

みかこさん(2) (KCデラックス モーニング)

みかこさん(2) (KCデラックス モーニング)

今日マチ子『センネン画報』を読んだらすごくよくて、『その2』『みかこさん(1)』『みかこさん(2)』をさっそく購入。すごくいい。『みかこさん』の続きが気になる。

公式版 すばらしいフィッシュマンズの本(DVD付) (STUDIO VOICE BOOKS)

公式版 すばらしいフィッシュマンズの本(DVD付) (STUDIO VOICE BOOKS)

『公式版 すばらしいフィッシュマンズの本』。すごく中身が充実してた。DVDはまだみてないけど。「宇宙語 日本語 世田谷語 復刻版」もついてるし。ところで「鬱」「孤独」とか言われるポリドールの3部作だけど、はてなでidとかブログタイトルで引用されるのはこの3部作からが多いよね。
いろんな人が自分とFishmansとの出会いについて語ってるのでちょっと自分も。90年代なかばなんて自分は小学生だったのでリアルタイムで聴いてるはずがない...んだけど、じつは意識せずに聴いてたらしい。10年経ってからBaby Blueをふとしたきっかけで聴いたときに、ものすごく懐かしさがこみあげてきてた。「あれ!?これ誰の曲だっけ?」と。小学5,6年のときにNHK-FMの「ミュージックスクエア」を熱心に聴いてた時期があって、たぶんそこで流れてたのを聴いてたんだと思う。ナイトクルージングもエンディングテーマだったし。
余談だけど当時のDJは中村貴子さんで、DJが変わってからはあまり聴かなくなったのでした。

覚悟を決めてドクターに行こうと思ってたんですが、とりあえず就職することになりました。ということで4月から会社員です。激務確定なので死なないように気をつけないと。ちなみに人事の人からすでに変人枠扱いされているのがなんとも。

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス)

ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)

ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)

どういうわけか、最近『ハチクロ』と『ソラニン』を読んだ。ハチクロは面白くて、ソラニンは面白さがわかんなかった。言い訳しておくと、『ソラニン』は読んだっていうか義務的に読まされたってだけ。スタバでこれを読むときの羞恥プレイっぷりったらなかなかないぜ。
どっちも青春群像劇(とくにハチクロ)なんだけど、一点ものすごく違う点があると思った。ソラニンの薄っぺらさと、ハチクロのおもしろさをわける点のひとつが。
どちらも大学入学時から卒業後数年間一緒に「バカやった仲間たち」の人間関係を描いてるのだけど、ソラニンでは仲間たちの本心をわかりあってるのに、ハチクロでは表面上でだけふざけあってるだけで、それぞれが本当に何を考えてるのか・何に悩んでるのか実のところ知らない。どっちがリアルな人間関係に近いかっていったら、だんぜん後者だと思う。「みんなぼっち」っていうか。ハチクロのほうが群像劇の色がずっと強くて視点人物がコロコロ切り替わるから、っていうのを差し引いてもこれは大きい違いだと思う。
ハチクロを面白くしているもののひとつは、この「それぞれ苦悩していているのに、仲間たちもお互い実はその苦悩をわかりあってない」っていう点じゃないかと思う。そう思うと「バカやってる」ときのコメディタッチも意味が変わってくる。ソラニンにはそれがなく、帰る場所があり、わかりあえる仲間だとかなんとかそういうものがある。世の中そんなシンプルなはずがなく、ほんとの人間関係ってもっと複雑で、その複雑さを描いたハチクロのほうが物語の厚さがだんぜん違う。ぱっと見ハチクロはストレートな青春!仲間!甘酸っぱい!なマンガなのに、描いてるのはじつはスカスカな人間関係で、ハチクロってかなり斬新なマンガなんじゃないかと思ってる。
たしかに物語の性質がまったく違うっていうのはある。ソラニンで例外なのが種田で、種田は何を考えていたのかわからないまま向こう側に行ってしまう。その穴を埋めるべく物語が進むわけだけど、穴を埋めるためには残された仲間は一心同体でないといけない。ソラニンでは「わかり合わない役」は種田がすべて引き受けていたともいえる。物語の性質上、仲間はわかり合えないといけない。とはいえこういうふうに読んでも、「仲間はわかり合えるものだ」っていう想定は変わらない。それに死んだ仲間の穴を意志を継ぐ人が埋めてライブでイエーな話なんてクリシェすぎてやっぱハチクロのほうがだんぜん面白い。
ちなみに浅野いにおをdisるだけだとよくないので、だいぶ前にスピリッツ立ち読みしてたら、ちょうどプンプンが童貞喪失するところで、そこのエロ描写はすばらしかったことを付け加えておきます。

500 Days of Summer

500 Days of Summer

『(500)日のサマー』のサントラ。困ったことに、作中に出てきた順番じゃないうえに映画自体が時間が交錯してるので、どのシーンで使われてたのかが思い出せない曲がちらほら。とはいえ入ってる曲はやっぱりよくって、とくにMeaghan SmithっていうカナダのアーティストがカバーしてるPixiesのHere Comes Your Manはステキ。